プロレスを観て思ったこと
夜想会のいっし~日記やマイミクでも書いたのだが昨日、生まれて初めてプロレスを観に行った。映画「初恋・夏の記憶」にも出演し、夜想会の稽古にも熱心に通った神崎里奈ちゃんがZERO-1ガールズってのをやっていて、どうみてもその世界とは縁のなさそうな里奈ちゃんが「プロレスってホントに素晴らしいんですよぉ~、今度是非観に来てください!」と、つぶらな瞳で頼まれれば行くに決まってるじゃないですか(^^)v
プロレスってのは子供の頃好きだったけど観に行くのは怖いと思ってた。だって当時はタイガー・ジェットシンとかがサーベルふりまわして入場してきたワケじゃん。猪木だってやられてたわけだからさ…あんな恐ろしいところには行きたくない!って子供心に思ったね。とは言え小学生の頃は休み時間のたびに給食室で(←ここなら先生に見つからない)悪友たちと集まりいつも試合をして四の字固めやらコブラツイストをかけたりかけられたりしたもんです(^^)。
さて会場で試合を観ていたんだが、こういう時どういう声援を送って良いのか分からない。柔道だったら「もっと引き手絞って、前に出て!」とか、空手だったら「そこでローだよ!」とか勝手気ままに声援も送れるんだがプロレスの場合はねぇ~。「おらおら、そこで攻めなくてどないするんだ~」と言っところで「お前はアホか」と言われそうな気がしてね(^^ヾ仕方ないのでただ腕組みしながら繰り出される美技の数々に酔いしれていたよ。
「プロレスなんてショーじゃん」と言うのは簡単かもしれないが、それよりも「肉体芸術の誇る最強エンターテイメント」と位置づけてはどうだろう。彼らは目の前の敵に勝つ事より、観に来てくれた観客と共に最高のライブを表現するアーティストなのではないか。
そう思うと勝敗だけではない格闘技の素晴らしさってのもあっていいんじゃないかな?祖総合格闘技のようにひたすら強さを追求する世界も、オリンピックの柔道のように勝つ為には一本を狙わずひたすらポイントを重ねるスポーツ…でもそれだけでは計り知れない奥深さをプロレスは持ち合わせているんじゃないかな?
せっかくなんでちょっと脱線するが昨日は奇しくも全日本柔道があったね。ISHIもかつて何回か観に行った事があるよ。高三の時は前年のロス五輪金メダルの山下と斉藤が決勝で交え異例な延長戦に突入。あわや山下が敗れるかと言うトコまで追い詰めた斉藤だったが、最後は消極的になり最後は旗判定で山下が勝利を収めた。勝った山下はこの試合を最後に引退。ライバル山下がいなくなりこれから斉藤時代かと思いきや斉藤はその数ヵ月後に行われたソウルでの世界選手権決勝で韓国選手の間違いなく反則技である脇固めに合いまさかの敗退…まぁその後ソウルで金メダルを取ったんだけどね。
つまり全日本ってのはある意味オリンピックで金メダルとる以上に価値がある大会であるはずで単なる代表選考会に化してはいけないと思う。
んで昨日の試合なんだがやっぱり棟田は最後まで攻めようという気合いが感じられなかったな(←本人、また一から出直しますと言っていたようだけど…もうチャンスはないと思う)。世田谷の先輩である古賀や吉田は自分の事のように悔しかったんじゃないかな。決勝で鈴木から技あり取った石井もその後の展開が実にふがいないね。国内のルールだからなんとか勝てたけど、世界のルールではあっという間に警告→反則負けになったに違いない。という事でオリンピックも重量級は危ないね。結果的にはやっぱり負けを喫したけど一本勝ちにこだわった井上康生こそ素晴らしい。そう考えるとルールだけの格闘技、ひたすら勝つだけの格闘技だけではいささか淋しいような気もする。
それでよ~やく話は先のプロレスに戻るんだが、そういう勝ち負けではない“何か”をプロレスではこれからも伝えて欲しいな。後で里奈ちゃんに聞いたんだが彼らは独自の稽古場すらないらしい。そういう中で観に来てくれたお客さんに最高のパフォーマンスを届ける戦士たち…俺、プロレスがちょっと好きになったよ。頑張れZERO-1!もちろん里奈ちゃんも応援してます(^^)v


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