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2009年11月19日 (木)

夜想会「めぐみへの誓い」発進!

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  すでにNHKのニュースなどでも報道されたが来年1月紀伊國屋サザンシアターで行われる劇団夜想会公演「めぐみへの誓い」の制作発表が早稲田のスタジオにて行われた。言うまでも無く北朝鮮に拉致された横田めぐみさんら拉致被害者と、ご家族の苦悩を描いた作品だ。

 会見に臨まれたのは夜想会主宰の野伏翔氏、横田滋さん・早紀江さんご夫妻、田口八重子さん役の飯塚耕一郎さん。出演者では夜想会初出演で横田滋さん役を演じる小野寺昭さん、横田早紀江さん役の石村とも子、2年ぶりの出演の川上麻衣子さん、500名のオーディションの中から選ばれた横田めぐみさん役の現役早大生の木村彩花、めぐみさんの少女時代を演じる内田菜月さん、金賢姫役の辺見のり子(☆組)と田中萌さん(月組)、「バッテリー」「初恋・夏の記憶」でおなじみの山田健太クン!そして小夜(☆組)の浜田翔子さんだ。

 制作発表と言うのは、当日、大事件など起こると、みんなそっちのほうに行ってしまうので蓋をあけてみないとどうなるか分からない。今回も「はたしてどうなる事やら…」と心配していたが、今日になってNHKなどからも連絡があり、結果、ほとんどのTV局、新聞社が集まっってくれとても熱心に取材をしてくれた。ともかく社会部と文化・芸能部による同時取材と言うのはかなり異例の事のようだ。普段、僕はのりぴ~らをおっかけるワイドショーとか見るたび「マスコミってのは・・・」と思っていたが、どうやらそれは間違いで、真剣に真実を伝えようとするジャーナリストたちも実は沢山いるのだなとあらためて実感した。

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 さて拉致問題という言葉を僕が初めて認識したのは大学を卒業した1990年だった。落合信彦の著書を読み「日本海などで失踪事件が起きており北朝鮮に拉致された可能性が高い」と言う内容だったが「まさかそんな三流スパイドラマみたいな事が実際に行われているなんて…」くらいの理解度だった。ただもっと前の1987年に大韓航空機爆破事件で日本人を名乗っていた男女が実は北朝鮮のスパイだったと言う事件があり、隣にえらく物騒な国があるんだなぁとは思っていたが…。

 横田めぐみさんの名前が出てきたのはもっとずっと後の事だ。当時の小泉総理訪朝により何人かが無事、日本に帰る事が出来、ニュースなどで家族との再会を喜ぶ映像が流れたが、その後はほとんど何も進展していないのではないか?

 最近、僕も知った事なのだが、国が北朝鮮による拉致として認めた人はごくごくわずかで、後は、相当な証拠があっても拉致被害者として認めてくれてないそうだ。そのような拉致の可能性の高い人たちは特定失踪者として調査会が独力で調べているそうだ(国からは何の援助も受けられないらしい…)先日、特定失踪者調査会代表の荒木和博さんの講演を聞きに行ったが、今まではこの事件は北朝鮮による一方的な犯罪だと思っていたが、むしろ自分の国民をさらわれても何のアクションもとれない日本と言う国こそ問題なんじゃないかと思ってきた…。

 さて話を戻そう。僕らエンターテイメントに関わる者がどこまで出来るかはわからない。だが先日の講演で「どうしたら、この問題を進展する事が出来るのか?」という問いに荒木さんは「やはり多くの人たちにこの事実をまず認識してもらう事が何より大切だと思います」と語っておられた。それは僕らの力だけでは無理で、マスコミら報道をつかさどる人たちの協力が必要だ。今日早速報道してくれたNHKはじめ普段はかなり違う方向性の新聞社なども、この作品を応援してくださりあらためてこの作品を成功させたいと思った。もちろんこの作品はドキュメントと言うわけではなく演劇作品としても良い作品になると思う。公演成功させるだけでなく、少しでもご家族・ご本人のためにお役に立てればと思う。

 

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