夜想会公演「三人姉妹」上演中!
ISHIがプロデュースしている劇団夜想会公演「三人姉妹」が現在、新宿の紀伊國屋ホールにて上演中だ。かつて携わった作品「将門」のような派手な殺陣も無ければ昨年の「愛と不安の夏」のような強烈なインパクトは少ないかもしれない。だが1890年頃のロシアの片田舎を舞台にしたチェーホフの作品は100年以上の歳月を経て今なお現代に生きる僕たちに鋭く深い刃を突きつける。
「人間は信念を持たねばならない。せめて信念を求めねばならない。でないとその人の生活は空虚になる。むなしいものになる・・・なぜ自分は生きているのか、その意味を知らないとすべては無意味になる。」石村とも子演じる次女マーシャが愛するヴェルシーニンに語るセリフだ。
そんな事を20代の頃は考えた事もあったかもしれない。だが今の僕にはそれは三女のイリーナがモスクワへ行くことを渇望したように遠い記憶の果てに追いやられてしまったような気もする。日々のあわただしい日常は生きる意味を考えるより目の前の毎日をいかに生きるべきかに終始している。
皆さんはどうだろう?たった一度の人生の意味って何なんだろうね?目の前に生活に追われ、もらえるかも分からない年金に不安を感じ、苦しみ妥協し、それすらに慣れてしまい「人生なんてこんなもんさ」とあきらめるだけじゃちょっと淋しいよね。
この作品はある意味、観る人にとってはとても重く感じるかもしれないけれど、きっと見る価値はあるとおもうよ。7日の月曜までやってます。是非観に来て欲しいです!


おつかれさまでした。
『渇望』なんて、
ま文学的なイッシーね
投稿 雲のチヨッパ~ | 2008年4月 8日 (火) 11時12分