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2007年10月10日 (水)

ISHIみちのくを往く

20071008123313

 遅かりし夏休み(?)と取った。せっかくなので念願の(?)一人で旅行する事に決めた。行く先は東北!東北はこれまで2度旅をした事がある。一度目は91年、この時は金は無かったが時間はあったので寝台列車で秋田まで行き鈍行を乗り継いでぐるぐる回った。2度目はその翌年の92年、この時は大学からの親友とふたりでほぼ同じルートをたどった。どうでもいい話だが当時、僕も友も心に思う人がおったが友はその後、めでたく結婚し今や個人で会社を興し世界で大活躍している。ISHIはこの通りさすらいの人生(?)を歩んでおる…(笑)。

 さて今回はあまり時間はなかったので(まぁ金もないのだが)新幹線での移動が多かった。新幹線は実に快適なのだが、その後のバスなどの乗り継ぎが悪く結局2~3時間待たなければならない事も多くややいらついた。この際レンタカーでも借りようかと思ったが世間が3連休だったためかどこのレンタカー屋も車が無く結局あきらめた。だが移動中はのんびり居眠りや読書をする事が好きな僕にとってはやっぱりのんびり電車やバスを使うのが正解のような気もした。

 男鹿半島、八甲田山など行きたいとこは沢山あったが結局田沢湖と十和田湖、そして奥入瀬くらいしか回れなかった。とは言え仕事を除いては関東から脱出したのはほぼ3年ぶりくらいだったのでこれらの景色は十分僕の心を満喫させてくれた。

 雨のせいもあるのだろうが奥入瀬に流れる川の色は以前より澱んでいるように感じた。それでも川は15年前と同じように変わらずに流れていた。15年…随分色々な事があったような気もするが、あっさり時が経ってしまった様な気もする。奥入瀬の渓流はのどかに流れている所もあれば激しい所もある。激しい流れをいくつかの岩が塞き止め新しくかつ新たな流れを作り出す。以前は多彩な流れの美しさに惹かれたが今は何故かこの冷たく激しい流れをじっと受け止める岩に心を奪われる。彼らに心はないのだろうが一体どんな気持ちで激しい流れを受け止めているのであろう。おそらくは相当長い間…またこれからも侵食されて削り取られるまで彼らはこうしてただジッとたたずみ続ける事だろう。

 今度はいつここに戻ってこれるだろう。5年後?10年後?僕の心などはそれまでに人生の激流の中でこなごなになってしまうかもしれない。その時はもう一度ここを訪れたいと思った。また忙しい毎日になりそうだ。

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